回転寿司チェーン「スシロー」の岐阜県内の店内で、卓上の醤油ボトルや湯呑みを舌でなめるイタズラ行為をされ、問題になっています。
今回はそんなスシローが、これをやるとV字回復する、というのをブランディング目線で説明してみました。
動画で見たい方はこちら。
今回の事件の加害者は高校生らしく、親と一緒にスシローの運営元、あきんどスシローに謝罪したらしいですが、「刑事、民事の両面から厳正に対処する」として進めているらしいです。
現在も警察への被害届を取り下げておらず、事実上、謝罪の受け入れ拒否の状態。
それもそのはず、迷惑行為の動画が投稿された直後株価が暴落し、時価総額ベースでの被害額が100億円以上だという噂も。
なぜかというと、
「あんなのされてるかと思うと、怖くて行けない」
「汚いイメージがついてしまった」
などなどで、店によっては2時間待ちの行列ができるなどの人気店だったスシローですが、今はガラガラだというのです。
では今後スシローが回復するために、どうしたらいいのでしょうか?
いろいろ意見があると思うので、今回はブランディング目線でのみ考えてみましょう。
まず寿司に蓋をするべきだとか、醤油のボトルをなくすべきだとか、いろいろ意見がありますが、どれもイメージ回復には直結してないと思います。
なぜかと言うと、厳しい言い方をすると、今回の加害者はモラルに欠けた人です。
寿司に蓋をしても、外して舐めるかもしれない、というイメージがあるかもしれませんし、安心回復にはならないです。
では、安心を回復させるのが無理なら、違う方法で良いイメージを持ってもらう、スシローに行きたくなる意欲を上げるしかありません。
まずスシローが謝罪を受け入れず、100億円以上の賠償請求を起こす厳格な姿勢に対し、ネット上では賞賛の声が相次いでいます。
私もこれは賛成で、見せしめと言えば言葉は悪いですが、モラルのない迷惑行為をするとこうなる、という事例ができるのは、今後にとても意味があることだと思います。
そしてイメージ回復ですが、スシローは前述した通り2時間待ちするくらい、元々は人気があるくらいの商品価値などがあるお店です。
一時的に不快感を示したお客様が離れてるだけで、スシローのクオリティが下がったわけではありません。
何より今回は、スシローは何も落ち度がないわけです。
ということは一時的に不快感を持っている人たちも、時間が経てばその気持ちは減っていきますので、また行きたいなになっていくわけです。
しかしそこまで待っていられないのが心情だと思いますので、ブランディングを行うとしたら・・・
同情ブランディング
じゃないでしょうか。
迷惑行為を受け、被害を受け、お客様が減って困ってます、助けてください!
という方向さを出せば、スシローは被害者だ、自然と助けてあげよう、となっていくのが人間、特に日本人の心理です。
先ほども述べたように、今回はスシローは何も悪くないというのが、次第に国民にわかっていきますので。
現に、堀江貴文さんや、YouTuberのヒカルさんが、スシローに来店し応援するような動画をあげています。
今後そうしたSNSなどが増えてくると思いますので、スシローとしても応援してください、という姿勢が出れば出るほど、応援者という来客は増えてくるのではないでしょうか。
ということで、ブランディングはいいように見せるだけが、ブランディングではありません。
自分たちを認識してもらう、認知してもらうのがブランディングです。
現在タイムリーなブランディングをするなら、同情ブランディングで応援社を増やしていく、という方向がベターかもですね。
とりあえず、元々スシローはいつも混んでるから、と思われてた方には、食事しやすいチャンスですね。
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