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「初心忘るべからず」
の本当の意味

新年早くも11日がすぎましたね。

 

「商売繁盛で笹持って来い」で有名なえべっさん。

 

開門と同時にみんなで走り、副男を決める兵庫の西宮戎が有名で、大阪では北の堀川えびす、南の今宮えびすなどが有名です。

 

えびす神社はえべっさんと言う愛称で親しまれ、1月9日10日11日は十日えびすとして、各地のえびす神社で十日えびすが開催されます。

 

しかしこの十日えびすは関西だけの儀式らしく、全国各地で行なわれている商売繁盛の儀式ではないようで、。商売繁盛の縁起物の福笹も、関西だけの風習らしいです。

 

関西では、十日戎の際に商売繁盛の笹をもらい、たくさんの小飾りを購入し笹にをつけて、一年の商売繁盛を願います。

 

そして翌年の1月9日10日11日のいずれかにまたえびす神社に行き、去年の笹をかえし新しい福笹をもらい古飾りをつけ持って帰り家や事務所に飾る、という流れです。

 

去年は今宮戎神社に行ったんですが、今年は1月11日1ならびの今日、職場に1番近いえべっさん、玉川野田恵比寿に行って来ました。

 

 

去年の笹を返して、今年は熊手にしました。
熊手は、福や財をかき集めてくるという意味合いがあり、これから収入を増やしていきたい、今年は稼ぎたいという人に意味があるアイテムです。

 

 

新年入ってから、去年を振り返り反省と共に今年の目標などを、より明確にしていってます。

 

 

世阿弥の「初心忘るべからず」
という言葉がありますが、この「初心忘るべからず」の「初心」、実は

「試練を乗り越えていく考え方」
「芸の未熟さ」

のことを意味しているらしいです。

 

そんな世阿弥の著書『花鏡』の中では、是非の初心忘るべからず。
時々の初心忘るべからず。
老後の初心忘るべからず。
と、3つの初心について触れています。

 

「是非の初心忘るべからず」は入門したばかりの時に感じる「良い」「悪い」の初心。

「時々の初心忘るべからず」は、経験を重ねる中で、その時にあった演じ方をする初心。

「老後の初心忘るべからず」は、老年を迎えて初めて挑戦できる芸への初心。

 

「初心」というものは経験を積む中でその時々にあり、常に自分を戒め成長していこうということですね。

 

 

人は時として、初心というと最初の気持ちと思いがちなので、昔過ぎて思い出せなかったりします。

 

しかし初心というのは、このように都度都度いろいろあるということです。

 

 

過去の自分と今の自分を照らし合わせながら、成長できている部分は素直に喜ぶ。

 

未熟だと感じる部分は、目を逸らさずに受け入れる。

 

それこそが初心とわかっていれば、天狗になったりマンネリ化することはなさそうですね。

 

今年の目標を立てる上で、大事な志になりそうです。