2023年あけましておめでとうございます。
新しい年のスタートを、いかがお過ごしでしょうか?
私はいろんなテレビを見ながら、資料作成や動画編集、執筆作業等をしてお正月が終了しました笑
そんな中、去年から少し気に入っているテレビがあります。
それが『有田哲平の引退TV』というABEMAのバラエティ番組です。
くりぃむしちゅーの有田哲平とフワちゃんがMCを務める番組で、極めて近い将来の“引退”を決意した有田さんが、一緒に引退したほうがいいと考える芸能人に引退勧告を伝えるという番組。
内容も内容なんですが、悪意と言いますかちょっと辛口な内容になっていて、いろんな話を聞くんですが、結局じゃあ引退しよう、に持っていく勧告というより、強引に引退させようとするテイストが面白いです笑
それもそのはず、第1回のゲストも、いろいろあったアンジャッシュの渡部建さんですから、そのキャスティングだけを見ても、番組カラーが分かりますよね笑
そんな今回第3回目のゲストで、引退勧告を受けるのが、ホストで実業家のローランドさん。
ローランドさんに引退勧告を突きつけにいくのは、親友であるという女優の足立梨花さんでした。
今回も面白そうと思って見たところ、ローランドさんのブランディングがたくさん知れる、貴重な会でした。
ローランドさんといえば、かなりブランディングが秀逸な方の一人です。
今回の有田哲平の引退TVは、ホストという職業ながら、芸能界でも実業家としても成功できた、ローランドさんのブランディング術がわかる、素晴らしい会になりました。
まずローランドさんといえば、長いブロンドヘアとサングラスだと思いますが、元々はそういうイメージのホストではありませんでした。
しかしその当時のホスト業界は、短髪、清潔感があるというのが定番だったため、その逆を言ったと語っています。
これはブランディングをやる上では非常に大事です。
ブランディングをするときは、ついつい売れてる人や流行などに流されたりすることが多いです。
しかし多くの人と逆を行くのが、ブランディングの基本的なところがあるので、そういう意味ではバッチリではないでしょうか。
また批判やアンチに対しては、どういうメンタルを持ったらいいのか、というような質問を、足立梨花さんからされていました。
まずそれに対しては、
「小学生にロマネコンティ飲ませても、美味しいと言わない。コーラーの方が喜ばれる。いいものが全ての人にいいと評価されるとは限らない」
といかにも名言製造機のローランドさんならではの、言い回しで説明していました。
その真意を続けて話していたのが、「7というのが完璧な数字」というところから来ていると話しています。
「100%気に入ってもらいたいと思うから、受け入れられなかった時にショックを受けたり落ち込んだりする。30%は気に入らないと思う人もいると思うと、全てに受け入れられたいと思わないから、否定されても30%なんだなとしか思わないので、落ち込まない」
と話していました。
これもロマネコンティと小学生のたとえ話と、つながる部分で、ブランディングにとても大事な要素です。
ローランドさんのブランディングは一貫して、自分がどうでありたいか、自分がどうしたいかに徹底されています。
しかし多くの人がブランディングを行う時に侵しがちな間違いは、「ウケ狙い」なのです。
これをやったら受けるかな、こんなふうにしたら受けるかな、とブランディングを考えがちなのです。
しかし受けなかったら自分のブランドを変えるということになりますし、その考えこそがブランドじゃないですよね。
ローランドさんのいう30%に入っていたら、自分を受け入れない人によって自分のブランドやカラーを変えてしまうことになってしまいます。
ということはブランディングは、「こんなブランドの自分を必要としている人が誰なのか」というところで起きる引き寄せがブランディングからの集客になるのですが、ついウケ狙い発想になってしまうもんですね。
将来やりたいことは、サッカークラブのオーナーになって、ヨーロッパチャンピオンズリーグに出る、ということが夢らしいです。
夢も人に笑われるくらいの方がいい、というのも有田哲平の引退TV内でローランドさんが話していました。
これもできそうなところ狙い、ウケ狙いだと絶対に思いつかないことですが、これが笑われるくらいと設定することで、完全にウケ狙いではなく自分がどうしたいかという思考回路になります。
ということで秀逸なブランディングで、ホストとしても、芸能人としても、実業家としても成功したローランドさん。
今後そのブランディング力で、さらなる成功を収めそうですね。
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